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「Acer Predator X27U」ハイスぺ有機ELゲーミングモニター到来
有機ELのゲーミングモニターってないの
解像度もリフレッシュレートも妥協したくない
2023年8月、ついに最強で究極のモニターが販売されました
その名も「Acer Predator X27Ubmiipruzx」!!
このモニターは有機ELディスプレイを採用し、解像度はWQHD、リフレッシュレートは240Hzという美味しい所全部盛りつくした仕上がりになっています
わん吉
これ一台でオールジャンル快適ゲーミング
ただ、人によっては中途半端な性能でもあります
解像度とリフレッシュレートどちらも中間ぐらいの性能で、グラフィック重視の人なら4Kが欲しいところですし、FPSなど速度重視の人は360Hz以上が欲しいところ🤔
でもこの中途半端なスペックは高バランスとも言えます
むしろ高解像度と高フレームレートを両立したい人にとってはベストマッチなアイテム
FHD・60fpsはもう無理民はWQHD・144fpsおすすめよ
そんな「Acer Predator X27Ubmiipruzx」ですが、実際どうすごいのか、他にどんな機能があったりするのか気になるところ
ということで今回は「Acer Predator X27Ubmiipruzx」の性能や機能、メリットデメリットなどについてみていきたいと思います٩( 'ω' )و
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ポチって移動する目次
Acer Predator X27Uの性能
スペック詳細
スクロールできます
サイズ | 26.5インチ |
解像度 | WQHD(2560×1440) |
パネル | OLED(有機EL) |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 0.01ms(PRT)/0.03ms(GTG) |
輝度 | 150cd/㎡(標準)、450cd/㎡(ピーク時)、1000cd/㎡(HDR 3%、ピーク時) |
コントラスト比 | 1,500,000:1 |
最大表示色 | 約 10億7000万色(10bit) |
色域 | DCI-P3 99% |
色精度 | Delta E<1 |
HDR | HDR10 |
黒挿入 | なし |
VRR | FreeSync Premium G-SYNC Compatible |
視野角 | 178°/178° |
入出力端子 | HDMI 2.0×2 DisplayPort v1.4×1 USB 3.2(Type-C、給電対応(90W)) x1 USB 3.2ダウンストリームポート×2(Type-A、Gen1、最大5Gbps) USB 3.2アップストリームポート×1(Type-B、Gen1、最大5Gbps) ヘッドホン端子 |
スピーカー | 5W+5Wステレオスピーカー |
電源 | 外付け |
消費電力 | 通常:35W 最大:225W スタンバイ/オフモード:0.50W/0.30W |
スタンド調節機能 | チルト角:上25° / 下5° スイベル機能:右25° / 左25° 高さ調整機能:最大150mm ピボット機能:時計回り90°/ 反時計回り90° |
外形寸法(WxHxD)+重量 | 約604 x 419-569 x 267 mm スタンドあり: 約6.1kg、スタンドなし: 約4.1kg |
VESA規格 | 100 x 100 mm |
その他機能 | ブルーライトシールドプロ/フリッカーレス KVM Switch機能/Super Sharpness/Black Boost |
主な付属品 | HDMIケーブル(1.5m) DisplayPortケーブル(1.5m) USB3.0ケーブル(1.5m) USB Type-Cケーブル(1.5m) ACアダプター/ACケーブル(1.5m) クイックガイド/保証書/修理依頼書/色差成績書 台座/支柱 |
保証 | 3年(パネル・バックライトユニットは1年) |
26.5インチWQHD解像度
解像度はWQHD(2560×1440)
画素数的にはFHDの1.8倍、4Kの0.45倍です
FHDでは物足りないけど4Kよりもフレームレートを高く安定して使いやすく、画質と滑らかさを両立したい場合にぴったりな解像度
画面サイズは26.5インチ
ドットの細かさ(DPI)・画面の見やすさ・迫力などのバランスが程よくデスク上に置きやすい
モニターはデスク上に置いて使うことが多く、画面との距離が近くなりやすいので24~27インチが使いやすいサイズ感となっています
シンプルに置き場所の問題もある
リフレッシュレート240Hz
リフレッシュレートは画面の更新回数のこと
〇〇Hzというのは1秒間に何回更新するかを表す数値で、X27Uは240Hzなので1秒で240回画面が更新します
リフレッシュレートの効果は主に3つあります
- フレームレート上限があがる
- ティアリングが減る
- ラグ(入力遅延)が減る
一番有名なのはフレームレート上限を高くできること
240Hzなら最大240fpsでゲームをプレイできるので、FPSなどの対戦ゲームで特に重要なポイントです
他にもあまり知られていないこととして、高リフレッシュレートはティアリングやラグが減る効果も持ちます
モニターの遅延は表示遅延、または入力遅延と言います
この遅延はPCから出力される映像データをモニターが表示するまでのラグのこと
例えば同じ60fpsでも高いリフレッシュレートの方がラグが少なくなるので、FPSや格ゲーなどのe-sports系のゲームには特に重要なポイントです
対戦ゲーム以外にも音ゲーとかはラグが大敵
応答速度0.3ms
応答速度は残像感に関わる性能
よく遅延と誤解されますが、応答速度はモニターの色が切り替わる時間のことを示す数値で、これが遅いと1フレームから2フレームに切り替わる際に色が残像として残ってしまう
ですが応答速度は速ければ残像が少なくなります
ゲーミングモニターの応答速度は1msが多いですが、X27Uの応答速度はたったの0.3ms
ちなみに1msは0.001秒です
0.3msは0.0003秒で切り替わるということなので、スペック的には理論上残像を全く感じないレベルの性能を持つモニターだと言えます
しかも有機ELは発色やコントラストなど画質も最高クラス
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Acer Predator X27Uの特徴
X27Uの特徴をまとめるとこんな感じ
- 有機ELパネル
- WQHD×240Hz
- KVMスイッチ対応
- 黒挿入非対応
- 価格は約120,000円
目玉としては有機ELパネル採用という点
さらに解像度がWQHD、リフレッシュレートが240Hzと、かなりハイスペックなゲーミングモニターとなっています
さらにKVMスイッチ機能も搭載しているため、マウスやキーボードなどの周辺機器をモニターに接続しておけば、いちいち繋げなおす必要なく複数のハードで使うことができます
デスクトップPCとノートPCで使い回すときに便利
ただこのモニターは黒挿入機能が使えません
黒挿入は残像感を軽減する機能で、FPSなどの一人称視点の対戦ゲームではかなり有用なので、これが使えないのは残念なポイント
また、X27Uは性能の高さに比例して価格も高額です
価格に見合った性能ですが、有機ELパネルは焼き付きなどのリスクがあり、使い方次第では数年で問題が発生する恐れがあるためコスト面は欠点だと言えます
UIなど同じ位置に表示され続けるものは焼き付きしやすい
他にもHDMIの規格が2.0なのも注意したい
CS機ではHDMI2.1じゃないとVRR(Freesync)が使えないので、PS5などのゲーム機で使いたい人はご注意ください
という感じでざっくりと特徴をまとめましたが、さらにここからメリットデメリットについて深堀りしたいと思います🕵️♀️
メリット
- 高画質
- 低残像
- KVMスイッチなど便利な機能
画質がいい
X27Uは有機ELパネルを採用しているため画質がいい
液晶パネルではバックライトの白色LEDがカラーフィルターを通って色を表現しているのですが、有機ELは自発光式のLEDとなっているためドットの一つ一つが光ります
この違いにより有機ELは特に黒がキレイ
また黒をキレイに表現できるということは、コントラストが高くメリハリの利いた映像を表現できるということでもあるので、黒以外の色もキレイな画質となります
フォトリアル系のグラフィックとの相性がパない
低残像な超高速パネル
X27Uは応答速度が0.3msと非常に高速です
でも本当にすごいのはそこではなく、有機ELパネルは液晶と違って低リフレッシュレートでも応答速度が変わらないところがポイント
IPSなどの液晶パネルは、半導体がシャッターやブラインドのように開閉することで明るさや色の調節をします
しかし有機ELはLEDそのものが色を表示するため速度が変わりません
そのため、VRR(Gsync/Freesync)やCS機で使うのにも向いてます
- VRRとは
-
可変リフレッシュレートのこと
ゲームのフレームレート(fps数)とモニターのリフレッシュレート(画面の更新回数)を同期させ、画面のチラつきやカクつきを防ぐ機能
VRRはRPGやアクションゲームで使うことが多いので、残像が減ることで没入感を妨げることなくゲームを遊ぶことができます
FPSも低残像がやりやすい
便利で多彩な機能
X27Uには様々な機能があります
- KVMスイッチ
- プリセット
- HDR
- ブラックブースト
- スーパーシャープネス
KVMスイッチは先に紹介した通り、モニターの入力を切り替えるとデバイスも自動的に接続される機能で、複数の端末で同一のデバイスを使うときに便利な機能です
またX27Uには画面プリセットがいくつか用意されています
- アクション
- レース
- スポーツ
- エコ
- ムービー
このようにプレイするゲームのジャンルや映画など、用途に合わせた設定が最初から用意されているのも結構便利
自分で設定したいタイプの人もユーザー設定がちゃんと用意されているので、自由に設定して使うことができます
ちなみにエコモードは消費電力に加え焼き付き防止にもつながる
他にも暗所の明るさを上げて見やすくするブラックブーストや、映像を鮮明化してクッキリ見やすくさせるスーパーシャープネスなどの機能も嬉しいポイント
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デメリット
- ライバル機より輝度が低い
- 焼き付きリスクがある
- スタンドの形状やACアダプターなどが不便
同スペックのライバル機より輝度が低め
このモニター自体は良い機種ですが、同じ有機EL・WQHD・240Hzのスペックを持つライバル機と比べて輝度が低めになっているようです
画面の明るさはコントラストに関わります
輝度が低いと、近い色同士が隣接するときなど、色と色の違いがわかりにくくなってしまうため、ライバル機と比べると画質面にやや劣る
しかし画面輝度は焼き付きのリスクとも関わります
画面が暗いということはそれだけ焼き付き防止にもなるので、一概に悪いことばかりではないと思います
そもそも輝度MAXだと眩しいからセーフ
有機ELパネルは焼き付きリスクがある
有機ELの最大の弱点が焼き付き
焼き付きは液晶でも起きる現象ですが、有機ELはその名の通り有機物が発光するタイプのLEDなので、液晶よりも劣化しやすい
ちなみに焼き付きというのは残像のようなものが残り続ける現象です
焼き付きは一度起きるともう元には戻りません
とはいえあまり長時間同じ画面で放置しないことや、輝度を高くしないようにするなど気を付ければ長く使えるので、そこまでシビアにならなくてもいいかも
10年使うつもりならアレだけど数年ぐらいならよさそう
スタンドやACアダプターが不便
X27UのスタンドはV字型の台座を採用しています
このタイプの台座はモニターとの距離を離さないと台座がマウスパッドに干渉し、マウス操作の妨げになってしまうことがあるので使いにくい
ただ他のV字型と違って横に広いタイプなのでまだマシな方です
さらに電源アダプターは外付けタイプとなっています
スペックが高く消費電力も大きいので電源アダプターが外付けなのは仕方ないところですが、置き場所となるスペースが必要になるので、人によっては不便だと感じるかもしれません
台座に関してはモニターアームを使えば解決可能
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Acer Predator X27Uの用途適正
それでは次にX27Uの適正についてです
ゲームのジャンルや作業など、どういったものに向いているのかをまとめたいと思います🕵️♀️
ゲームのジャンル適正
オールジャンル全部OK
有機ELは画質もいいし応答速度も速い
しかもX27Uは240Hzなので入力遅延も少なく、格ゲーや音ゲー、タイミングがシビアなアクションゲームなどでも活躍します
解像度はWQHDなので4Kには一歩劣ることと、FPSなどでは360Hzなどの上位クラスが存在するため、FPSしかやらない人やRPGしかやらない人は特化したモニターがいいかも
レースゲーは大画面高解像度の方がいい
普段使いなど作業適正
ゲーム以外にも幅広く使えます
普段使いとしてネットで検索したり、Youtubeで動画を観たりするのはもちろん、映画やアニメなどの視聴にも有機ELの高いコントラストを楽しむことができます
Word/Excelなどの作業では約27インチの画面は程よく大きく、WQHDの解像度により作業スペースもそこそこ広い
イラストや動画編集などはWQHDだと4Kの制作に難がありますが、コントラストが高く色精度も高いので使いやすいと思います
ただ印刷物を扱う場合はちゃんとクリエイター用のを使った方がいい
結論:FPSもRPGもこれで解決
結論としてはFPS寄りの万能モニターです
まずWQHD×240Hzのスペックってだけでもすごいですが、有機ELパネルを採用したことで、さらに高画質・低残像のオールマイティーなモニターに仕上がりました
WQHDは重いゲームでも割と使いやすい解像度
PCのスペックによってはWQHDと144fpsを両立も現実的で、画質もフレームレートも妥協したくない人におすすめの解像度となっています
240HzだからFPSガチ勢にも結構良い
一方で画質重視の人は4Kの方がおすすめ
2023年10月現在、日本では4K×144Hzの有機ELモニターは発売されていませんが、海外ではすでに販売されているので日本向けに発売するのを待ってもいいかもしれません
ちなみに有機ELテレビであれば4K×120Hzのものが日本でも販売されているので、ゲームにしか使わないのであればそちらもおすすめです
RPGとFPSどっちメインかで選ぼう
有機ELは焼き付きリスクが懸念点
でも有機ELテレビが流通して数年の歴史があります
一般的な使い方であれば問題ないと思いますので、このモニターに興味がある方はぜひ使ってみてはいかがでしょうか٩( 'ω' )و
お気軽にコメントください(´°v°)/ンピッ