280HzのコスパモンスターDELL G2524Hが半端ない

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今回紹介するのは「DELL G2524H」

このモニターはなんと、280Hzなのに30,000円台で買えちゃうスーパーコスパマシン

通常価格は約40,000円で同スペックの相場とあまり変わりないですが、セールになると240Hzのモニターや、ワンチャン144Hzより安いまであるレベル

わん吉

144Hzから買い替えもしやすいし、PC買ったばかりの時にもありがたい

しかしG2524Hは黒挿入機能が使えません

黒挿入は残像感を軽減する機能で、これがあると視認性が良くなるため、FPSプレイヤーに人気の機能となっています

にゃん吉

ただ黒挿入はあっても使わないって人もいる

とはいえ視野角が広く発色のいいIPSパネルで、しかも応答速度は0.5ms~1msの最大280Hzモニターがこの価格というのは魅力的

そこで今回はDELL G2524Hについてスペックや、メリットデメリットについてみていきたいと思います٩( 'ω' )و

ポチって移動する目次

G2524Hのスペック

スペック詳細
スクロールできます
サイズ‎24.5インチ
解像度‎FHD(1920x1080)
パネル‎IPS
リフレッシュレート280Hz(DP接続+OC)/240Hz(DP・HDMI接続)
応答速度エクストリームモード:0.5 ms(最小GtG)、1 ms (GtG)
超高速モード:2msGtG
高速モード:3msGtG
輝度‎‎400 cd/m²
コントラスト比‎‎1000:1
最大表示色 1680万色
色域 sRGB 99%
色精度
HDR
黒挿入なし
VRRFreeSync
G-SYNC Compatible
視野角178°/178°
入出力端子‎HDMI (HDCP 1.4)
DisplayPort 1.4 x 2 (HDCP 1.4)
USB 3.2 第1世代 アップストリーム
USB 3.2 第1世代 ダウンストリーム、バッテリー充電1.2
USB 3.2 第1世代 ダウンストリーム
スピーカーなし
電源内蔵
消費電力0.2 W (オフモード)
0.3 W (スタンバイモード)
18.5 W (オンモード)
65 W (最大)
18.3 W (電源オン)
スタンド調節機能チルト角:5°/+21°
スイベル機能:-45°/+45°
高さ調整機能:0~130 mm
ピボット機能:-90°/+90°
外形寸法(WxHxD)+重量スタンド付き (最低ポジション) - 幅: 55.54 cm - 深さ: 20.03 cm - 高さ: 37.575 cm + 5.53 kg
スタンド付き (最高ポジション) - 幅: 55.54 cm - 深さ: 20.03 cm - 高さ: 50.575 cm + 5.53 kg
スタンド除く - 幅: 55.54 cm - 深さ: 6.537 cm - 高さ: 32.724 cm - 重量: 3.13 kg
VESA規格100 x 100 mm
その他機能Low Blue Lightテクノロジー, 3面ベゼルレス
Dell ComfortView Plus, フリッカーフリーパネル
主な付属品‎ディスプレイポートケーブル x 1 - 1.8 m
USB-C DisplayPort ケーブル x 1 - 1 m
USB 3.2 第1世代アップストリームケーブル x 1 - USBタイプA~B - 1.8 m
保証Advanced Exchange ServiceおよびPremium Panel Exchange (3年間)
引用:DELL公式

リフレッシュレートは最大280Hz

このモニターはオーバークロックで280Hzに対応してます

通常だと1秒間に240枚の映像(フレーム数)しか映し出すことができませんが、オーバークロックをすることで最大280フレームまで映し出すことが可能に

さらにリフレッシュレートは高いほど遅延も減ります

  • ネット回線
  • マウスなどのデバイス
  • PCの処理
  • モニター

一番はネット回線が影響力高いですが、モニターに映し出されるまでのラグが減ることになるので、謎の判定でやられたりやれなかったりすることは少し減る

うさ吉

FPSとかだと一瞬の判断で勝敗が決まるから結構重要

サイズはFPSで使いやすい24インチ

FPSなどe-sportsは24インチがベスト

FPSなどの対戦ゲームでは主に3つの重要なポイントがあります

  • 視認性
  • 反応速度
  • UIなど情報把握

視認性はリフレッシュレートや応答速度も重要ですが、シンプルに「画面に近いほど見やすい」というのがあります

視認性が上がるということは、敵を敵だと認識するのが速くなるということ

敵を認識するのが速いほどすぐに反応でき、画面を近くするためには画面サイズがほどよい大きさであることが必要です

そのほどよいサイズというのが24インチ

さらにゲームには画面上に様々な情報が表示されていて、それらを把握するためには画面全体を視界に収める必要があるので、24インチがちょうどいいぐらいなのです

もん吉

マジベストアスベスト

FHD解像度のIPSパネル

解像度は至ってふつうのFHD

現在最も主流の解像度で、ゲームや動画は基本的にFHDとなっています

パネルはIPSを採用

IPSは視野角の広さと発色の良さが特徴のパネルで、寝そべったり背もたれにガッツリもたれたり、モニターを真正面から観なくても色味が変わらない性質を持ちます

そもそもの色味もきれいな発色なので、FHDという点を除けば画質面に大きな不満はないと思います

わん吉

競技向けではあるけどRPGとかも問題ない

G2524Hの特徴

このモニターの特徴をまとめると

  1. 最大280Hz
  2. 約40,000円
  3. 使いやすい台座
  4. 黒挿入なし
  5. 解像度FHD

まず一番は280Hzのリフレッシュレート

競技向けモニターとしてはミドルクラスですが、価格は約40,000円とそこまで高くもなく、セール時には1万円オフの30,000円程度にまで値下がりするので非常にお手頃

しかも安いからといって悪い商品でもありません

台座は使いやすく置きやすい六角形タイプで、スタンドの調整機能も上下の傾き・左右の首振り・高さ・回転など、身長やデスク環境など個人の環境に合わせて使いやすい

にゃん吉

控えめにいってコスパがパない

ただ注意点もあります

まずこのモニターは黒挿入が使えません

黒挿入は残像を軽減する機能のことで、特にFPSではこれがあるのとないのではかなり見え方が違うので、できれば黒挿入は欲しい

また解像度がFHDなのもちょっと物足りないところです

うさ吉

ちな黒挿入はBenQ以外はそんなに性能良くないので使わない人もいる

特徴はこんな感じですが、ここからはもう少しメリットデメリットを掘り下げていきたいと思います٩( 'ω' )و

メリット

  • 最大280Hzのリフレッシュレート
  • クセがなく幅広い調整可能なスタンド
  • 通常約40,000円のコスパ

それではここからはメリットについて深堀りしてみます🕵️‍♀️

最大280Hzのリフレッシュレート

まず一番のメリットは280Hz

リフレッシュレートはなんぼあってもいいですからね

単純にフレームレート上限が上がりますし、リフレッシュレートが高いほど遅延が少なくなり、操作が画面に反映されるまでのラグが減ります

これは仮に280fps出なくても効果があります

GPUはフレームを生成した時点でモニターに出力しますので、モニターの更新回数が多い高リフレッシュレートだとほんのわずかながら速く映像を表示できる

もん吉

この微々たる差がe-sportsには欠かせない

使いやすいスタンド性能

またこのモニターはスタンドも結構良い

台座の形状が六角形なので、キーボードを台座に合わせて設置することで常にお気に入りのポジションを保つことができますし、変なクセがなくてデスクのスペースを潰しません

さらにスタンド調節機能も豊富なので、身長やデスク環境など個人に合わせた設置が可能となります

わん吉

人それぞれデスクの高さや座高などの個人差がある

セールで約30,000円のコスパ

そして大注目なのが価格の安さ

一般的に240Hz(280Hz)の相場は4万円ぐらいです

スクロールできます
メーカー商品名パネルリフレッシュレート価格セール価格
Acer NitroVG252QXIPS240Hz53,800円40,320円
Acer NitroVG271ZIPS280Hz46,800円39,780円
Acer PredatorXB253QGWIPS280Hz52,800円47,520円
AOCC27G2ZE/11VA240Hz36,545円28,255円
ASUS TUFVG259QMIPS280Hz44,364円39,489円
BenQ ZOWIEXL2546KTN240Hz63,091円
DELLS2522HGIPS240Hz43,275円31,451円
DELLG2524HIPS280Hz39,800円29,800円
IODATA GigaCrystaEX-LDGC241UDBADS240Hz44,800円37,980円
JAPANNEXTJN-I245FR240IPS240Hz27,591円
LG UltraGear27GP750-BIPS240Hz48,800円39,900円
PixioPX279 PrimeIPS240Hz39,980円37,980円
PixioPX259 PrimeIPS280Hz39,980円32,980円

通常価格としてはまあ普通

しかしセールでは1万円引きになるため、なんと約30,000円で購入することができます

240HzでもVAパネルであればもう少し安く購入できるものもありますが、280HzでしかもIPSパネルのものが30.000円程度で購入できるのはかなりお買い得

もしスペック的に280Hzはちょっとオーバーかなって思う人も、むしろこっちの方が安いのでおすすめです

にゃん吉

ちなこの価格はちょっと高い144Hz(165Hz)ぐらい

デメリット

  • 黒挿入が使えない
  • 解像度は最低限度のFHD

ではここからはデメリットについてもみていきましょう🕵️‍♀️

黒挿入なし

黒挿入とは残像を軽減する機能

フレーム間に黒の画面を挟むことで残像を減らし、映像がクッキリ・クリアな視認性となります

これは主にFPSで役立つ

視点移動したときの画面のブレが軽減され、敵や岩などのオブジェクトを見落としにくくなったり、見やすくなることでエイムが合わせやすくなったりとプレイ感が向上します

そんな黒挿入が使えないのは残念なポイント

ただ黒挿入は画面が暗くなるデメリットもあるので、人によっては逆に見づらいと感じる人もいる

うさ吉

BenQ以外は暗さが目立つので黒挿入は割と使わない派も多い

FHDは最低限度

RPGなどFPS以外も楽しみたい人は物足りないかも

解像度は高グラフィックゲームの魅力をさらに引き上げますし、ちょっと古いゲームでも解像度を上げるだけでかなり印象が良くなります

他にも高解像度はPCの表示領域も広くなります

WEBサイトを閲覧する場合もFHDより4Kの方が表示範囲が広いですし、動画編集やイラスト制作などの作業もしやすくなるため、作業が多い人もFHDでは物足りなさを感じるかもしれません

でもFPSだと高解像度は必要ないので、FPSメインならこれで十分です

もん吉

価格が安いから作業用を別で用意しやすい

G2524Hの用途適正

それでは次に適正についてです

ゲームのジャンル適正や作業適正について解説します🕵️‍♀️

ゲームのジャンル適正

ゲーム
FPS/TPS
RPG/MMO
レース/アクション
シミュレーション
格ゲー/音ゲー

FPS/TPSはもちろん実は格ゲーや音ゲーにも最適

格ゲーは60fpsなので一見無駄かと思われがちですが、GPUの処理が16msを超えてしまった場合に、60Hzだと次のフレームまで映像が遅延することになります

280Hzの場合は画面の更新回数が3.5ms(0.0035秒)

そのため万が一GPUの処理が16msを超えてしまったとしてもすぐに画像を表示できるわけです

これは音ゲーにも当てはまりますし、音ゲーは60fps固定じゃないので280fpsでプレイすることもできるので、実はFPS以外にも合う

わん吉

RPGやアクションもラグがない方がやりやすい

普段使いや作業適正

用途適正
ゲーム
普段使い
映画/動画視聴
作業系
イラスト/制作系

ウェブサイトを閲覧するなど、普段使いでは特に問題ないけど、映画やアニメを視聴するには24インチは物足りないかも

配信サイトによっては4KやHDRで視聴できますが、このモニターはHDRに対応していないことやFHD解像度なので、高画質で楽しみたい人は残念なところ

また、ワード・エクセルなどの作業では解像度が作業スペースに直結します

動画編集・イラスト制作では解像度の他にも色域や色精度も重要ですから、そういった作業を頻繁に行う人は別で作業用モニターを用意するのをおすすめします

にゃん吉

あくまでゲーム用でそれ以外は平凡

結論:お手頃価格でスペックアップ!

セールとはいえ280Hzで30,000円はやばい

240Hzですらセールで32,000円とかぐらいで、VAパネルのものでやっと28,000円ぐらいになる感じなのに、IPSパネルで280Hzのモニターが29,800円なのはすごすぎる

安いからといって性能が悪いわけでもないし、PC買ったばかりとかだと予算がキツイですから、価格が安いのは正直かなり助かります

うさ吉

まずPCで15万~25万でさらに周辺機器だから予算かつかつ

ただ黒挿入がないのは残念

いくら280fpsでも残像感は多少ありますし、360Hzが出た当初も黒挿入なしの360Hzより、黒挿入がある240Hz(XL2546K)の方がいいと言われていました

360Hzですら言われるぐらいですから、予算があるならXL2546Kも候補として考えてもいいかもしれません

もん吉

まあそのかわり値段も高いよ

とはいえXL2546Kの価格は約75,000円です

G2524Hに比べて倍近い価格差になってるので、気になる方は店舗などで実際に見てみることをおすすめします

ちなみにXL2546Kは過去にレビューしてますので、よければそちらも参考にしてみてください٩( 'ω' )و

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